ノウハウユーザーのジレンマ

『せどりノウハウ』会員掲示板に、こんな要旨の書き込みがありました（原文の趣旨を変えない程度に改変しました）。

最近せどりに行くと、リスト片手にせどっている会員をよく見かける。先日、その中のひとりと話す機会があったが、せどれる本が減ってきたことと、会員をよく見かけるということで意見が一致した。 このままでは会員同士の潰し合いになるのではないか。 一度ノウハウの販売を休止して、会員サポートを強化して欲しい。

私は行動範囲や日時が他のせどらーさんと違うのか、あまりバッティングすることはないのですが、都市部ではこんな状況なんですね。
確かにマケプレでも新しい出品者が日々増えていますし、2005年はせどり戦国時代に突入したということでしょうか。右から左に本を流していれば稼げた時期は終わり、個々の才覚やせどり環境が売上を決する段階に入ったことに、本業せどらーの端くれとして、いまさらながら身が引き締まる思いです。

まあでも、私も『せどりノウハウ』会員のひとりですが、思うに、『せどりノウハウ』の販売を中止したところで、せどらーの増加は止められないし、『せどりノウハウ』に載っているノウハウと同程度（場合によってはさらに高度）の情報なら、何人ものせどらーのブログで無料で読める時代です。
自ら新境地を切り開いていく気概と、それに見合った労力の投入がなければ、結果は出ないということを肝に銘じていきたいと思います。