外野から見たせどり評

せどりは「手段」です。ノウハウではありません。手段はひとそれぞれなのです。「せどり」が合う人もいれば、合わない人もいる。「せどりが儲かる」のではなくて、「せどりでも儲ける事はできる」です。オチビさんの言うように、本にも古本にも興味もなかった様な人がやって儲かるとは思えません。


その証拠に、「せどり」に関するe-bookが出回っています。これはつまり「このビジネスはそろそろ終わりだから売ってしまおう」という段階に入った事を意味します。それでも本が好きな人なら継続可能でしょう。「せどりが儲かるの?」と思って参入する人はダメです(笑)早いか遅いかではないのです。その分野が得意なら過当競争に入っても続きます。得意分野でない人は、例え一番乗りをしても得意な人に抜かれます。


はっきり言います。商売はセンスです。扱う商品が良いかどうかでも、良いノウハウを買ったかどうかでもありません。粗悪品ですら、優良品にして売る能力がないのなら、商売は向いていません。商売のセンスのある人は、粗悪品でも、それをわかった上で買う人がいる事を知っています。全ての商売の基本は需要と供給です。その原則がわからない人はコツコツ働くのが正解です。

あやし外道さんから勧められて(笑)、読んできましたよ『サラ金日記』
私も以前、多重債務を抱えた人のお世話とか少ししたことがあるので、いちいち納得しながら読めました。面白い。
まあ私も借金抱えている身でいうのもなんですが(笑)、多重債務者に対するスタンスは、『サラ金日記』の管理人さんと同じですね。


ここの方はせどりについては初めて知ったとのことですが、それでここまで分析されているのはさすがです。案外せどらーのほうが分かっていなかったりして。私も肝に銘じたいと思います。