1300冊出張買取

久しぶりに出張買取の依頼が入ったので、長野県まで行きました。


朝2時半起床。3時15分に自宅出発。
高速代節約と、東京を避けたいため、埼玉県秩父からの峠越えで山梨に入り、甲府から中央道に乗り松本まで。これで高速に乗るのは100㎞以内で、朝の時間帯はETC通勤割引適用で半額になるので、1000円ちょっとで済みます。私がよく使う手です。約300㎞の道のり、途中1時間ほど休憩しても、依頼者宅には朝10時に着きました。


依頼者の方は、せどりをされていたのですが、このたび正社員として就職することになり、両立が難しくなるのでせどりを引退するとのことで、私が在庫を引き取らせていただくことになりました。


早速お邪魔をすると、本棚等を活用して整然と在庫本が並んでいました。タイトルはかなり通好みのものが多く、本の状態も綺麗。何らかのダメージのある本には、ポストイットでその点が注記して添えてあるところなど、その方の丁寧な仕事ぶりを伺わせるものでした。これはいい加減な値段で買うわけにはいかないと思い、メールのやりとりの際に提示した最低保証価格の5割増で引き取らせていただきました。


交渉成立し、お金のやり取りを終えたところで、いよいよ梱包。私が持参した段ボールを組み立て、依頼者の方と家族の方が箱詰めをしました。そのため意外とはかどり、1時間半ほどで全行程終了。新書文庫系はわずかで、単行本や大型本がほとんどだったせいか、段ボールの数は27箱になりました。


依頼者の方や家族の方も、とても感じの良い方々で、なごやかな雰囲気で取引を終えることができて、思い出に残る買取になりました。