マケプレだけではなかった変なお客さん

初めての女の人から抽選に応募しますと、メールで注文がきた。その方は新規の方なので、なるべく当たるように配慮して、本を三冊ほどお送りした。当然、請求書と振込用紙も入れてだ。
 ところが、その女の人からメールでクレームがきた。
ーわたしは、抽選に当たったんです。本の代金など払う必要はないんじゃありませんか。友達に聞いても、当たったひとは只なんだと言っていました。
 と、のけぞるような内容だった。こっちを詐欺商法のように言う。多分、古本屋の目録で注文したことはないのだろう。懇切丁寧に説明して納得してもらったが、どうして抽選までしなけけれはなならないのかシロウトさんはよく判らない。

青森市古書店林語堂」さんのブログ、11月4日付の記事より。目録販売にまつわるお客さんのあれこれ、古本屋開業入門―古本商売ウラオモテにも紹介されていない実例も書かれていて面白かったです。こういう話は、通販にはつきものなんだなあと、あらためて思ったり。