アマゾン直営の発送代行サービス

Amazon のテクノロジーをあなたのビジネスに
Amazon が新たに提供するこのサービスでは、出品者の皆様が在庫商品を Amazon に直接送付し、それらの商品を、安全かつ空調管理の完備された Amazon フルフィルメントセンターにて、保管・管理します。また、カスタマーから注文を受注すると、Amazon.co.jp の商品と同じようにピッキング・梱包し、指定されたお届け先に直接出荷します。

よくある質問

フルフィルメントサービス手数料
ご登録から3ヶ月間は下記手数料がすべて無料でご利用いただけます!

アマゾン本体がマーケットプレイス出品商品の発送代行をするサービス「フルフィルメント」、一部の企業向けにはすでにリリースされていたようですが、いよいよ一般向けにも利用者の募集が始まりました。
説明文を読んだ限りでは、在庫1点から利用可能、本やCD等のメディア商品も出品可能、出品商品の一部のみフルフィルメント利用も可能とのことで、せどらーにも利用できるシステムになっているようです。


うちで利用した場合の手数料を試算してみましたら、保管料だけで月額40〜50万円くらいかかりそうなので、これなら今まで通り自前の倉庫と要員でやったほうが安上がりという結論になりました。本やCD等の大口出品者は薄利多売系のところが多いので、フルフィルメントを利用するメリットはあまりないと思いますが、高単価少在庫高回転スタイルの出品者にとっては、利用価値が高そうです。

フルフィルメント by Amazon 商品には、Amazon.co.jp が提供する配送条件が適用されますので、購入者がフルフィルメント by Amazon 商品とその他の Amazon.co.jp の商品を同時に購入した場合も、ほとんどの場合、お急ぎ便やプライムなどの対象になります。

これは一般的な出品者に対し、大きく差別化を図れそうですね。同じ商品を同価格帯で複数出品されていたら、フルフィルメント利用の出品者のほうが有利でしょう。こう考えると、フルフィルメントの普及により一般的な出品者に与える影響が気になるところですが、私見では、中古本・CD等のマーケットプレイスに限っては大きな影響はないものと見ています。理由としては、前述したように大口出品者がフルフィルメントを利用するメリットが感じられない点、中小口出品者でも利用メリットがあるのは出品単価が中高価格帯で、かつ高回転の出品者に限られてくることから、利用する障壁が事実上高いものになるのではないかという点があげられます。このようなわけで、中古本・CD等のマーケットプレイスに関しては、フルフィルメント利用の出品者は一部にとどまるのではないかと考えています。