群馬県1000冊出張買取(9/15)

この日は午前3時起床。発送準備を10冊ほどと、出品を60冊こなしてから、妻と午前7時40分出発。途中でアルバイト君を拾ってから、日光宇都宮道路→国道122号線を通り群馬県桐生市へ。桐生と言っても市街地ではなく山間部のほうにこの日の現場はありました。午前9時40分頃到着。今回の仕事は、群馬県の古本屋さんで古書組合仲間でもある掘り出しモノショップくるくるさんが請け負った買取があまりにも大量だったので、一部を分けていただくことになったものです。現場は依頼者の方が自宅に置き切れない本を収納するのに使っていた倉庫。とても広くて地下室まであり、その地下室に私が引き受けた本が置いてあるのです。


到着後ほどなく、くるくるさんも交えて4人で作業開始。妻とアルバイト君が地下室から1階へ段ボール箱詰めの本を持って上がり、開封。箱から出されて積み上げられた本を私がチェックして、要る本と要らない本を仕分け。私が要らない方により分けた本をさらにくるくるさんがチェックして、最終的に捨てる本を箱に戻すという流れで作業をしました。2時間ほど作業をしたところで、依頼者ご夫妻が差し入れのお弁当を持って登場。みんなでお昼にしました。依頼者の方は元高校の国語教師だったとのこと。78歳とは思えない元気さでお話しも面白く、私共の話も興味深く聞いていただき、思いがけず楽しいお昼休みが過ごせました。午後1時に作業再開。黙々と作業を続け、何とか3時過ぎに仕分け終了。捨てる本をくるくるさんと私の車に積み込んだら2台とも満杯に。妻とアルバイト君には、かぴぱら堂で買い取る本を箱詰めするよう指示して、3時半過ぎに古紙回収の会社へ出発。20分ほどで到着して降ろし、代金をいただいてからとんぼ返りして4時半頃戻り、買い取る本をそれぞれの車に積み込んで作業終了。ちょうど依頼者さんも来訪したのでお礼を申し上げて5時過ぎに出発。7時過ぎには帰宅できました。


結局うちで買い取ったのは1000冊ほど。でもこの日仕分けした本、雑誌は1万冊以上にはなったでしょうか。でもこれでも一部ということで、どれだけの蔵書家だったのだろうとただただ感嘆した次第であります。昭和時代の本が中心だったので、マケプレ向きの本はそれほどありませんでしたが、通好みで面白そうなものがたくさん確保できたので、いまそれらの活用法を検討しているところです。