地震その後

昨日は復旧頑張りましょうなんて書いたのですが、その後報道で各地の惨状を目の当たりにし、呆然としてしまって何も手についていません。津波で大被害になっている岩手県宮古市釜石市、大船渡市、陸前高田市に、宮城県気仙沼市石巻市は、数年前に三陸せどり旅と称して廻ったところです。その時は晴天に恵まれ、風光明媚な三陸沿岸の風景を楽しみながら、途中釜石では海鮮丼など食べながら南下しました。その地域があんなことになってしまうなんで、言葉もありません。当店のお客様も何人もいらっしゃるところでもあります。犠牲になられた方にはご冥福を、被害に遭われた方にはお見舞いを、そしてひとりでも多くの方のご無事を願うしかありません。


うちの被害なんて取り返しのつく範囲ですからなんでもないのですが、とはいってもまだ気持ちが奮い立たず、片付けに手を付けられないでいます。あれから現在まで、5〜10分ごとに余震が続き、昨夜はあまり眠れず、気の抜けない時間を過ごしているせいかもしれません。朝、いきつけのコスモ石油のスタンドからメールが来て、商品が供給できず昼頃には品切れになる可能性があるとのことなので(市原精油所の火災の影響か)、仕事車と私用車の給油に行きました。帰宅したら市の水道部の広報車が、地震で破壊された水道管の復旧工事のため午後は断水するとのことで、くみ置きをしました。電気は当地では通常通り来ています。近所ではとくに人的被害や大きな物的被害はなく、屋根から瓦が落ちたとか、植木鉢が割れた、あるいは大谷石の塀が数箇所で倒れた程度にとどまっています。


こんなわけで当方は無事ですので、余震と気持ちが収まってきたら、早めに復旧作業に取りかかりたいと思っています。読者の皆さまのご無事を心よりお祈りいたします。


[追記]昨日、当地は震度6強だったと書きましたが、その後市町村別の震度が発表され、当地(栃木県鹿沼市)は震度5強でした。それでも突き上げるような揺れが2分ほど続き、怖かった…