古本屋は仕分けが命

今日は車に積んである先週の仕入れ品を降ろしながら仕分け。仕入れ先は買取が3件とデジタル大市と南部入札市。それらの品物を、アマゾンに出品するもの、日本の古本屋に出品するもの、催事用商品、明日の長野組合の市場に出品するもの、水曜日の栃木組合の市場に出品するもの、ブックオフに売却するもの、捨てるものの7通りに仕分け。仕入れの時に気が付かなかった面白い本を発見したりとか楽しさもありつつも、基本的に根気強さが求められる地味な作業です。まあでもこれをきちんとできるかどうかで売上が変わってきますから手は抜けません。
先日、ある古本屋さんが書いた文章を読んでいたら、修業先の師匠に「古本屋の仕事はいつも整理」と言われたと書いてありました。仕入れ品の仕分けもあるし、商品化したものをどのように棚に並べるかというのも含まれているそうです。ネットで売るにしてもどのサイトに出品するかとか優先順位とかで分ける必要は出てきますね。市場で売るには仕分けの上手下手が売上を大きく左右します。ブックオフに売却するにしても、状態が悪い本は抜いておくとか、似たような本で揃えたりして見栄えを良くしておくと、高い査定額を引き出せる傾向があるようです。
そんなわけで今日は自分としてはいつもより丁寧に仕分けして、ブックオフ行きのは早速売ってきました。110冊くらいで約7500円になりました。
倉庫で使う当てがなく眠っていた未出品在庫も5束くらい載せ、車に積んであるのは長野で出品するものだけ。これで長野と明後日の名古屋では思う存分仕入れても載せられそうです。