長野門前古本市1日目

4日は午前9時過ぎにホテルを出て、妻と中央通りを徒歩で北上。花回廊開催中ですでに多くの人出。30分弱歩いて、門前即売会の会場であるカネマツ入り。準備はあらかた前日に完了していたので、予定より早く10時頃に開店。1店舗ワゴン1台ずつで9店舗の出店でしたが、当店は商品をたくさん持って来すぎたので、ワゴンには置ききれず周囲の床にも商品を広げ、実質ワゴン2台分ほどの陳列量になりました。遊歴書房さんより、音楽を絶やさないようにという命を受け、帳場横のステレオにレコードをかける。レコードプレーヤーを操作したのは実に20数年ぶりでしたので、ちょっとドキドキしました。11時頃からお客様が増え始めます。当店が出品していた1000円台の本を何冊も買っていただいたお客様は、北海道から来たとの由。当ブログも読んでますとのことで、こういう交流があるのはリアル売りならではです。11時半頃、店番を遊歴さんのご両親にお願いして、一箱古本市会場のぱてぃお大門へ。20人を超える出店者がそれぞれ古本を並べ、通路は観光客で大盛況でした。うちも自分用やらせどりやらで各店より合計10冊ほど購入。ネット上でしか知らなかったつん堂さん四谷書房さんに初めてご挨拶。12時頃戻って店番の続き。お客様はさらに増えて、多いときには一度に20人以上のお客様が入っている状態に。ちょうど長野旅行中の東京在住の友人夫妻も来てくれました。お客様が少なくなった頃を見計らって、カネマツ内の「カフェ・ラバーソウル」で昼食。手作りコッペパンにソーセージが挟まっている定食を食べました。それから引き続き、団地堂さんと一緒に店番。10冊以上まとめ買いするお客様もいて、常にお客様がいる状態が続きました。

午後4時にひとまず閉店。即売会場が岡崎武志氏の「門前古本話」の会場になるため、ワゴンを移動して椅子を並べるなどの設営作業。三々五々参加者が集まり、5時より開演。30人を超えるお客様が集まりました。岡崎氏の話は古本の楽しみ方から、電子書籍の登場で紙の本の行方はどうなるかに至るまで、盛りだくさんの内容であっという間の1時間半。サイン会の後、懇親会場に移動。遊歴さんの友人が経営するkorekaraというダイニングバーを貸切で。ここで岡崎氏、地元フリーペーパーの記者さん、korekaraの社長さん、小布施町図書館「まちとしょテラソ」の花井館長、つん堂さん、北海道から来た飛び入り参加の女性、一箱出品者の小学校の先生などの皆さんと交流。夜10時過ぎには会場を移して拓郎ageというフォーク酒場で2次会。岡崎氏が昨年来てお気に入りになったお店とか。遊歴書房さんが長渕剛の「乾杯」を尾崎豊風に歌うは、岡崎氏はギターで弾き語りをするわでディープな時間を過ごしました。こんな機会でもなければフォーク酒場など行くこともなかったので貴重な体験でした。日付が変わるころお開きになってホテルに戻りました。長くなりましたので続きはまた明日書きます。