この一週間

2日(土)は午前中通常業務。午後に宇都宮市へ出張買取。本が小説中心に約300冊、レコードがクラシックやジャズなど200冊お譲りいただきました。夜は7月の筑波西武古本市目録の仕上げ。深夜に完成して印刷所に送稿。
3日(日)は朝9時頃出発。まず小山市の進駸堂本店に立ち寄り、当店古本棚商品の補充。先日の搬入で商品が足りなかった分を埋め、ストックも置いてきました。それからひたすら西へ。東京までは一般道で、東京から高速に乗り、新東名を経由して伊勢湾岸道刈谷PAまで走って、風呂に入って仮眠。
4日(月)は朝5時起き。奈良へ向かう。9時半頃、奈良の同業者に到着。コミックや一般書など約7000冊買取。積み込みは1時間ほどで終わり、大阪へ。昼頃、大阪古書会館へ到着。この日開催していた豊書会(毎月第一月曜開催の業者市場)で入札。それからとある駐車場で買取品の仕分け作業を夜まで。
5日(火)は午前10時頃出発して神戸へ。途中、尼崎市内のブックオフ1店舗でせどり。午後2時過ぎ、兵庫古書会館に到着。はじめて兵庫組合の市場に参加。ここも置き入札方式。出品物が玄関から会館1階ぎっしり置かれていて壮観。この日はちょうど出品物がいつもより多めだったとのこと。アマゾン向きはあまりありませんでしたが、催事に良さそうな古くて面白いものが多く出品されていて楽しかったです。しかし車の余裕スペースがほとんどなかったため、大量の入札は控えました。開札を待つ間、付近を散歩。会館がある阪急電鉄花隈駅界隈は、JRのガード下や付近の商店街に昔ながらの街の古本屋が点在。通りかかっただけでも4〜5店舗あり、ほかにも古道具屋なども。いわゆる古書街といわれているところ以外で、徒歩圏内にこれだけ古本屋がある地域にあまり行ったことがないので、新鮮な体験でした。会館に戻ったら1点のみ落札。それがちょうど当店向きの法律書約150冊。東京の資料会で落とす位の入札をしたら首尾良く買えました。
6日(水)は午前9時半頃出発。11時過ぎに大阪古書会館に到着。月曜の買取品の半分を日南会に出品するため降ろす。午後1時から日南会。おそらく日本唯一のコミック、文庫、アダルト本中心の市場。振り市。大量の商品が流れ作業のように振られていく様は他の市場では見られない独特の光景。ここは大阪なんだなあと実感しながら様子を見守る。当店商品を振ってもらった後、売上を受け取り、午後4時頃出発。神戸へ。神戸市内のブックオフ1店舗でせどり。ここで中国医学の専門事典を1セット発見。定価30万円くらいの品だったが、アマゾンにも日本の古本屋にも出品なし。出版社在庫もなし。高価にもかかわらず重版もされている本なのに、これだけ中古市場に出回っていないというのも珍しい。しかも使用感ない美品。アマゾンでは100万位台ながらランキングあり。売値10万円のところ、ワンデーサンクスパスを使用し9万円にて購入。これが今回の遠征最大の収穫に。
7日(木)は有馬温泉に寄り道して日帰り入浴などして、帰途に。でも途中で力尽きて仮眠しながら帰ったので、帰宅は結局8日(金)朝に。帰宅後はすぐ発送など通常業務に復帰。
9日(土)は朝9時に宇都宮市で出張買取1件。リピーターのお客様。一般書80冊。それから東京・五反田の南部古書会館に午前11時頃到着。東京組合南部支部大市。1階2階にぎっしり並べられた出品物を吟味しながら入札。昼食後、高円寺の西部古書会館へ。こちらは一般客むけの古本市「高円寺大均一祭」。1日目が全品200円、2日目が全品100円という他に類を見ない方式の即売会で、私ははじめての来訪。雨にも関わらずたくさんのお客様で賑わっていました。28冊購入して帰途に。地元に到着後、地元の知人と会い、2時間ほどお茶を飲んでから帰宅。
10日(日)は久しぶりに休息日。メール対応だけして、午後からは宇都宮へ遊びに行ったりして過ごしました。
11日(月)は通常業務。今週は基本的に通常業務の日々です。