今年のせどりを振り返る

うちの全仕入れに占めるせどりの割合ですが、昨年は3割近くありましたが、今年はせどりに行く暇も少なくなったせいか、全体の1割くらいでした。今年はブックオフで買うより売るほうが多かったくらいです。現在のせどり方針は、一般的にせどりされているような本はほとんど拾わず(すぐ売れる鉄板本は別ですが)、専門書系の、ランキングは低くて売れるのに時間がかかる、しかし売値は高いようなものを中心にしています。そうした本はいままでと変わらず拾える感じです。いかにもせどり向けの本は確かに難しくなってきた気がします。
105円中心とか、セール狙い薄利などのやり方は、小遣い稼ぎ程度は別として、よほど精力的に打ち込むことのできるごく一部の人以外は、それで収益を上げていくことは困難になっていくでしょう。これは買取とか市場仕入れでも同じことです。商品の集め方、商品の捌き方、品揃えのどれかに、他人より圧倒的な強みを持つことができるかどうかが今後生き残っていく鍵になると思います。まあ私が言うまでもない結論なのですが、これだけせどり情報商材とかが増えてきた現状をみると、あらためてそう思わざるを得ません。