「オカトーク! 古本芸人たち 〜古本屋はつらいよ楽しいよ〜」に行ってきました

26日(土)は午前中、都内で出張買取。法律書を360冊。昼食後、「岡崎武志とゆかいな仲間たちの新春古本市」へ行き、10冊ほどせどり。この出店者のあり小屋さん、桐壺屋さん、にわとり文庫さんが、岡崎武志氏の質問に答えるという「オカトーク! 古本芸人たち 〜古本屋はつらいよ楽しいよ〜」が開催されたので、夕方出直して参加してきました。定員30名の会場満席でスタート。桐壺屋さんは古本屋歴6年で、以前は店舗がありましたが現在はスーパー源氏でのネット専業。大手企業サラリーマンからの脱サラ組の団塊の世代。あり小屋さんは雑誌の編集者をしていたものの古本屋になりたくて西荻窪音羽館の店員を経て2年前に独立。絶版ものメインでせどりをしてネットで販売とのこと。にわとり文庫さんは自由が丘の東京書房で7年間勤務の後、2006年に独立。西荻窪に店舗を構え、目録や催事販売でのファンを多く抱えています。この3人から飛び出す裏話がとてもここでは書けないほど刺激的で面白かったです。アマゾンと喧嘩したとか、ビームせどらーの現状なんていう話もでました。買取での裏話も、そうだよねあるよね〜と頷きながら聞いてしまいました。お客さんは同業者はあまりいなくて、古本屋にとってはお客様に当たる人が多かったので、楽しんでいただけたのではないでしょうか。終了後その場で懇親会が開かれて、こちらも参加しましたが、より一層濃い話が飛び出しておりました。
こういう企画は、いわゆるセミナーとは違いますからすぐ役立つ情報とかそういうのはありませんが、交わされる与太話のようなのが面白くて、リラックスしながら参加する中で、思わず仕事に結びつくネタを発見してしたりすることがあるので、私はとても好きです。